更新日:2021年5月31日
私たちの周りには、たくさんの建物や施設など、誰かによって作られたものが溢れています。このように、私たちの身の周りの建物や駐車場、そして道路は全て専用の建設資材で作られています。
建設資材とはその名の通り、建設工事で使われるあらゆる材料を指します。主要素材と言われる生コンクリートやアスファルト合材、鉄筋コンクリート、骨材などが、建設資材にあたります。
建設工事をするにあたって、特に公共のものを建設・工事するにあたって、必要となる建設資材を決める際には、以下のようなプロセスがあります。このプロセスでの資材の規定状況は次の通りです。
①企画・計画…規定は特になし。
②設計…構造物等の設計図や設計書を作成。ここで部材の数量が決定される。
③積算…設計図や設計図書に基づいて材料費が設定される。リサイクル認定制度等を運用している場合は、ここでリサイクル資材を用いて積算する。
④発注…発注時にリサイクル材を用いて積算した場合は、特記仕様書でリサイクル材を使用することを明示する。
⑤施工管理…設計図書で定められていない資材は、施工業者が資材を選択する。発注者に材料調書(規格)を提出する。
⑥竣工検査…規定は特になし。
⑦維持管理…規定は特になし。
以上のように、建設資材の規定は建築基準法に基づいて決められます。建築物の基礎や主要構造部に用いる資材は、全て建築基準法によりJIS・JAS適合品かどうか、国土交通大臣に認定をもらう必要があります。従って、建築材料としてリサイクル資材を使用する時は、JISまたはJASに適合することが原則となるのです。
建築材料が必要な建設物を建てる場合は、建設資材の総合商社・東和アークスを利用することをお薦めします。こちらではアスファルト合材、骨材・砂利・砂、土木関連製品、セメント・石灰関連製品を取り扱い、主要素材である生コンクリート販売・製造も行っています。東和アークスは、環境問題に対応した都市型のリサイクルプラントを2か所で稼働しているのも他社にない強みです。建設資材の提供だけではなく、資源の再活用によっても、建設業のニーズに応えている点が魅力です。
今、世界中で環境問題が指摘されています。環境問題を放置すると、私たちが暮らす地球に影響が及びます。快適な生活のために進めてきた整備が、将来、私たちの快適な暮らしを脅かす可能性さえ考えられます。これから建設工事を進めるのであれば、環境にも配慮した東和アークスで建設資材を調達すると良いでしょう。